はじめまして。
古河に住んで7年目。こがキラphotoクラブ5期生のカリーです。
今回初めての投稿になります。気に入っていただけたら幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
私は休日には、ふらっとカフェに行ったり、自宅で読書をしながらコーヒーを飲んだりしています。コーヒーの香りはリラックスでき、とても好きです。
今回はHARIO(ハリオ)株式会社古河工場で開催された「ハンドドリップセミナー(入門編)」に参加してきました。
【ハンドドリップセミナー(入門編)】
みなさんはどんなコーヒーを飲んでいますか?
私は普段から、ハンドドリップでコーヒーを入れていますが、自己流なので、もっと美味しいコーヒーが飲みたいと思っていました。
今回、古河工場で「ハンドドリップセミナー」が開催されると聞き、ハンドドリップにチャレンジしてきました。
セミナーの講師は東京六本木にあるHARIOCAFE泉屋博古館東京店から来た、コーヒーマイスターのMさん。
HARIO CAFEは東京、愛知、長野など国内に4店舗あり、HARIO製品で作ったコーヒーの提供、製品販売やコーヒーセミナーも開催しているそうです。
セミナーは自己紹介のあと、まずは器具の説明から始まります。
【セミナーに使用した道具のご紹介】
1.V60耐熱ガラス透過ドリッパー
画像出典:HARIO Official Shop|V60 耐熱ガラス透過ドリッパー 02 ホワイト|
https://hario-official.net/collections/vdg/products/vdgr-02-w
このドリッパー、横から見ると角度が60度になっています。
その見た目と海外展開も視野に入れて、「V60」と名付けられているそう。
ドリッパーというと、台形のような形で、底の面に小さな穴が空いたものを想像するひとも多いのではないでしょうか?
「V60」の特徴は
①スパイラルリブ
②円錐形
③底の面が大きい一つ穴
なのです。
一般的なドリッパーより注いだお湯が落ちるのが早いので、コーヒーがスッキリ・クリアな味わいになるそうです。
湯量の調整もしやすく、初心者からプロまで幅広い人が使用しているとのことです。
注いだお湯が染み込む様子は見ていて飽きないですし、ドリッパーを外す時は白い部分を持てば、火傷の心配もありません。良いデザインです。
2. V60 グラスサーバー600クリア
画像出典:HARIO Official Shop|V60 グラスサーバー 600 クリア|https://hario-official.net/products/xgsr-60-tb?_pos=26&_sid=8d5adac9a&_ss=r
透明なのでコーヒーが落ちる様子を見る楽しみがあります。
フタの部分を裏返すとドリッパーが置けたり、食洗機にも対応。
電子レンジにも対応しているので、温め直しができたり、紅茶を淹れる時、ミルクと一緒に温めて使うことができるそうです。
3. ミニドリップケトル500ml
画像出典:HARIO Official Shop|ミニドリップケトル 500mL|https://hario-official.net/products/mdk-500-mb?_pos=4&_sid=9a2f969ce&_ss=r
コーヒー関連の製品を多数手がけるHARIOさん。ガラス製品ばかりでなく、こちらはブラックステンレス製のケトル。
注ぎ口は細長く、穴が小さくなっていて、お湯のコントロールがしやすくなっています。
コーヒーをドリップするときは温めたお湯を入れて使用します。
小サイズの300mlと中サイズの500mlがあり、手が大きい人には中サイズがおすすめだそうです。
4. V60ドリップスケール
画像出典:HARIO Official Shop|V60ドリップスケール|https://hario-official.net/products/vstn-2000b?_pos=1&_sid=878b7982d&_ss=r
左に時間、右に重さを同時に測れる優れものです。
蒸らしの時間や抽出量を正確に測りながら、丁寧にコーヒーを淹れれば、よりお店のような味わいにー。
【コーヒーをドリップ】
セミナーでは、豆20g、総湯量300gを使用してコーヒーマイスターのデモンストレーションを拝見。
深煎り・浅煎り2種類を試飲させていただき、焙煎の違いを味わいます。
その後は自分でコーヒーをドリップ。
量を測って、時間を確認。
まるで理科の実験をしているような感覚でしたが、専用の器具を使い、手順通りの時間でドリップすると、自分が淹れたコーヒーとは思えないほど美味しくて、驚きと感動でした。
セミナー参加者同士で自分が淹れたコーヒーを飲み比べる機会もありました。
同じ淹れ方、同じ道具とコーヒー豆を使っているのにお互いに味に違いが出ていて、コーヒードリップの奥深さを知りました。
今回のセミナーに使用されたコーヒー豆は、HARIO CAFEでも使用されている深煎りでバランスの取れた味わいのブラジル・コロンビア。
浅煎りで華やかな香りとフルーティーな酸味が特徴のエチオピアでした。
豆の挽き具合や産地が違うもの、市内にも焙煎豆を販売しているコーヒー店もあるので、そちらの豆でも試してみて、自分好みの味を見つけて行きたいと思います。
【HARIO株式会社について】
セミナーの会場となったHARIO株式会社さんは、国内で耐熱ガラスの量産工場を持つ唯一のガラスメーカーで、創業104年を迎えています。
HARIOは漢字で「玻璃王」と書きます。「玻璃」はガラス。「王」は王様。
つまり、ガラスの王様という意味です。*社名は2012年に現在のHARIOになりました。
耐熱グラスやコーヒー関連の製品になじみ深いと思いますが、タッパーやボウル、鍋などの調理器具もあります。
ガラス製なので、匂いが付きにくく丈夫なことが特徴です。
今回は特別に工場内の敷地を歩くことができました。工場内を歩くと、工場には煙突が見当たりません。HARIO株式会社の工場では”直接通電式ガラス溶融炉”という炉を使い電気の力でガラスを溶かしており、環境にも配慮した工場となっています。
また、古河工場の敷地内にはガラスのアクセサリー工房「HARIO Lampwork Factory」もあり、職人さんが一つ一つ手作業で繊細な美しい製品を生み出しています。
通常HARIOさんの工場内に入ることはできませんが、現在、古河駅近くにある「ココガオフィス」のエントランスホールにガラス製品ができるまでの説明やHARIO製品などが展示してあります。HARIOさんの製品や工場の様子についてもっと知りたい方は、こちらもぜひご覧下さい。
COKOGAOFFICE ココガオフィス(エントランスホール)
〒306-0126 茨城県古河市本町4丁目2-27
https://cokoga-office.sanoh.com/
【美しいドリッパー(SUIREN)】
花の形をした綺麗な色のドリッパーがあったので、紹介します。
写真は「美山加恋オリジナルカラーSUIREN」という商品です。
睡蓮(すいれん)の花をイメージしたデザインのドリッパーで、組み立て式になっています。中央に円すい形のコーヒー用のペーパーフィルターを入れて使うそうです。色の展開も豊富で、リブを好きな色に組み合わせて使うことも出来ます。
古河の公園としてたくさんの方に親しまれている古河公方公園には、睡蓮や古代蓮(大賀ハス)があります。水辺で育つ植物として華やかな見た目もHARIOの商品と大変似ています。
古河公方公園の睡蓮は、白い花が咲きます。
6月中旬から7月上旬が花の見ごろです。ぜひ公方公園にも足を運んでみてはいかがですか。
【まとめ】
今回の講座をイラストでまとめてみました。
コーヒーが大好きから始まったイベントへの参加がこのような形となり、皆さんに紹介することが出来て、大変嬉しく思います。
身近な存在のコーヒーグッズから始まり、会社を調べることで、古河に工場を持つHARIOさんがガラス製品を通して世界に繋がっていることを知ることができました。
また、HARIOさんはガラス製品やコーヒーグッズだけでなく、最近は、古河市地域振興公社とともに古河市内の農産物や地域産品を活用した「こがくらふとあいす&」を開発し、市内で販売もされています。こちらも気になり、ますますHARIOさんの活動から目が離せませんね。
今回が初めての記事になります。気に入っていただけたら幸いです。
次回は、自家焙煎のコーヒー豆を扱うお店(飲食店や喫茶店)や老舗の日本茶のお店などを取材してみたいと思います。
(ライター:カリー)
◆HARIO株式会社 古河工場
〒306-0126 茨城県古河市諸川1371
ホームページ
◆HARIO Lampwork Factory 古河
https://www.instagram.com/hariolwf_koga/
*ハンドドリップセミナーのお知らせはこのアカウントでお知らせされていました。
◆HARIO CAFE
ホームページ