イベント大好きお祭り大好き、ちゃんたけでございます。
これまでたくさんのイベントやボランティアなどにスタッフとして参加させて頂きました。
今月とってもワクワクするイベントが開催されますので、
ちょっとレポートにして皆様の予習になるようにと筆を取ってみました。
★イベントのベーステーマ
~行政と市民が一緒におこなう共創のまちづくり〜
古河市の出城エリア(古河第一小学校、歴史博物館の周辺エリア)で
11/26(日)におこなわれるイベントです。
一言で表現するならば、
参加した市民スタッフみんなで作り上げた、まちづくりイベントです。
古河にちなんだ「なぞなぞウォーク」や「ガチャガチャ」もあれば、
子ども広場もあるし、大人たちに向けた体験もある。
イベントキャラクター「デジロー」のグッズもあります。
ただこれだけ聞いただけですと、
他と変わらないひとつの街イベントかもしれません。
でも、ちょっとこの記事を読んで舞台裏を感じてもらい、
あなたも一人のスタッフになった気分で、当日来てくれたらとても嬉しいです。
ちみなみに「そもそも、出城ってナニ?」という方へ。
出城ノモリ〜歴史トリビア〜(古河市公式HPより)
https://www.city.ibaraki-koga.lg.jp/soshiki/toshi/5/18214.html
こちらもチェックしてみてください。
★こんなこと決めました!
~ファイナリストになった企画たち~
参加者みなさんの数ある「コレやってみたい!」の中から、実現可能かつ、ご来場された方みんなが楽しめると思う企画が厳選されました。
・出城ノクエスト~なぞなぞ〜(参加者が考えた激ムズ含む厳選5問!)
・古河チャ(ガチャの素材選定から制作、朱印のフォントまでデザイン)
・イベントmapづくり(構成から当日の配布まで)
・魅力あるマルシェづくり(参加者全員でガーランド作成)
・桃むすめと一緒に歩くまち歩き
ここまで仕上げられたのは、ただ机上の話だけではなく、
ときには実際に街を歩いてみたりして感じたこと、
装飾品を作ったり、ガチャのカプセルを組んだりの内職的なこともやってのけた、
参加者みんなで作り上げた結果です。
〈装飾のガーランドも企画〜作成まですべてやりました〉
手が空いていれば、あっちを手伝い、
ちょっと休憩しながら他のチームの進み具合とか見に行って、出来上がりを見ておどろいたり。
さながら「大人たちの文化祭」のような雰囲気だったと思います。
■じつは昨年から温めている、第二章でした。
このイベント構想は昨年にさかのぼります。
「まちの魅力発見ワークショップ」として開催されたのが昨年11月。
古河市の中でも風情ある歴史博物館周辺のエリアが今回の舞台です。
ちょっと歩けば、
石畳の路地があったり、
古河城の名残りのある細道もあります。
まずは現状把握(いいところ、悪いところの洗い出し)を行い、
その中で何が出来るか?を参加者でディスカッションしたのが始まりです。
それを踏まえて具体的にカタチにしていったのが今回の第二章
「まちなかDIYワーク2023」
でした。
みんなが主役のワークショップはどんな雰囲気だった?
3回のすり合わせと準備を行い、来たる11/26を迎えるこのまちなかDIYワーク2023ですが、どんな感じで進んでいったのでしょうか。
トップダウン型ではなく、ボトムアップ型
トップダウン型が悪い訳ではありませんが、
なんというか「言わされ」「やらされ」になるようなこともありますよね。
このイベントは参加者主導で、いわゆる「ボトムアップ型」のスタイル。
ある程度土台は用意されていますが、基本的には「みんなで作り上げるイベント」になっています。
だからこそ、発想が無限大。
そこがボトムアップ型のイイところ。
〈配布された資料 抜粋〉
「ここで何がやりたい?」
という問いに対して、出るわ出るわの盛り上がり。
石畳カートレースなんて意見もありました。
実現可能かどうかよりも
「出来上がるまでの過程を楽しむ。」
人が「ワクワク」する時って、こういうことなんだ、と改めて思いました。
だからこそ、誰かに話したくなるし、
ちょっと行ってみようかな?という行動につながります。
■実際に参加してみて感じた、いろいろな方たちの「多様性」
いろんな人いるなぁ〜、というのが率直な感想です。
自分では思いつかないような発想だったり、
話し方ひとつを取っても伝え方やテンポとかに、ついつい引き寄せられる。
イラストが得意なアーティスティックな方もいるし、
デジタル・ガジェットに詳しい方、古河の歩く歴史書のような方もいます。
自分からすると全くの苦手分野でも、
こういった各方面のスペシャリストがいることで、ゴールまでの道のりに幅がものすごく出来たように感じます。
とくにその特技で選抜されたわけでもなく、
皆さん公募です。
「自分ならこんなこと出来るかも…!」という
それぞれの思いと行動力が混ざり合ってカタチになっています。
■多様な人×人=予期せぬポジティブなアクシデント
ボトムアップ型ならではのフリースタイルさが生み出すのは予定調和にはない想定外な出来事です。
①子ども広場(はぴ育ママーズさんとのコラボ)
②イベントキャラの誕生:デジロー
③イベントタイトル名の決定:みんなが考えたアイデアを合体
④イベントTシャツの作成
⑤イベントグッズ(缶バッジ)の作成
⑥イベントで設置する看板をDIY
などなど、開始当初には考えもしなかったことがたくさん実現できました。
〈完成したデジローの缶バッジ。もちろんみんなの自作〉
ここまでたくさんのポジティブアクシデントが起こるのは、
良い意味でみなさんの「遠慮しない感じ」があったからだと思います。
トップダウン型だと、「どっちがいいですか?」と進行者に聞かれたら、ついなんとなく「多数派にしとこうか…」みたいな感じ、ありますよね。
でも例えば今回のような最終決定事項が出てきたとして、選択肢の他に、
「もっとこうしたらいいんじゃないか?」
「どっちも合わせて考えてもいいんじゃない?」
という発想が「参加者主導」のボトムアップ型には起こります。
特にこのイベントにはその自由さがあったんだと思います。
伝えたかったのは、
参加者みんなの集大成だよ、
ということ。
イベントの会場となるエリアは広範囲にわたります。
皆様も来場した際には遠慮せず、
おもいっきりイベントを楽しんで想定外の発見をしてみてください。
そしてまた、このようなイベントが企画された際には、
是非みなさんもスタッフとしてワクワクを作り上げてほしいなと思います。
それでは、当日お楽しみに!
出城ノモリのインスタのフォローもよろしくお願いします!
https://instagram.com/machinaka_diy_koga?igshid=OGQ5ZDc2ODk2ZA==
古河市ホームページからマップの画像がダウンロードできますので、ご活用ください。
https://www.city.ibaraki-koga.lg.jp/soshiki/toshi/5/18127.html
ライター:ちゃんたけ