koga.ライターの福田です。
古河駅東口で、古河の夜の街を温かく見守り続けてくださっているBAR38さん。
その昼形態として2024年初秋にオープンしたのが、「昼飯処三八」さんです。
いったいどのような店舗となったのか、とても興味津々だったので早速、取材してみました。
世界のお酒とカクテルの店「BAR38」がランチ提供を
古河駅東口から徒歩5分くらいにある「BAR38」さんは
古河のBARとしていろいろなお酒も飲めることでファンも多い夜のお店ですが
この度、昼飯処をスタートしました。
店内は夜とはまた違った明るい空間に
昼飯処という名前の通り、店内に一歩足を踏み入れれば夜の顔とはまた違った
和と洋が合わさった不思議な空間に、ついつい惹きつけられてしまいます。
素敵なBARの逸品に囲まれながら頂く昼メニューは、良い意味での背徳感を感じつつ
カウンターからテーブル席まで、思い思いに明るく楽しく味わうことができ
時間がゆっくりと流れていく気がします。
昼飯処の担当はマスター家族で運営
この日、出迎えてくれたのはマスターと奥様、そしてホール担当の娘さん。
家族がメインとなって昼と夜のお店を切り盛りしています。
昼間は可愛いお孫さんが、笑顔で迎えてくださることもあるんですよ。
なんともアットホームなお店です。
メニューの目玉は、茨城県銘柄豚「常陸の輝き」
どれもこだわりの昼メニューですが、やはり看板メニューのトンカツを食さねば!
お肉はマスターご自身が食して感動したという茨城のブランド豚「常陸の輝き」。
トンカツはそれを余すところなく味わい尽くせるのですから、圧巻です!!
揚げたての「輝きロースカツ」は肉厚で柔らか
目の前の極厚とんかつに、最初は戸惑われるかもしれません。
これをナイフとフォークなしで頂くの?大丈夫かしら??
ご安心ください!
茨城が誇るブランド豚は分厚くても、柔らかくかみ切れてしまうんですから、すごいです。
衣もサックサク、ロースの脂身も甘みと旨味しか感じられず、さっぱりとお腹におさまってしまうんですから、驚きです。
柔らかく上品な旨味が特徴の高級食材シャトーブリアン
輝きロースカツ定食と並んでお勧めなのが「輝きヒレカツ定食」。
こちらも希少部位となる逸品で、どどんと200g!!!
凄い、凄すぎます☆この希少なヒレかつ・・・シャトーブリアン!
お肉の柔らかさにもびっくりします。
市場価値的にいったいどれほどのお値段がすることか・・・。
これが古河で気軽に食べられるのは本当にありがたいです。
旨味あるカツにつけるのは塩?ソース?
「脂の旨味を引き立てる食べ方として、ぜひヒマラヤ岩塩でも食べて欲しい」
マスターの粋な計らいのもと、お塩とごまソースがついています。
塩でカツを食べる・・・。
この食べ方ができるのは品質の良さを物語っています。
ぜひマスターおすすめの食べ方も楽しんで欲しいです。
山盛りの「MIXフライ定食」も負けません!
どちらかというと魚系が好みかも~そんな方もご安心ください。
ミックスセットという、海鮮系メニューも取り揃えていますよ。
赤ちゃんの顔くらいありそうな巨大アジフライに、エビフライが1本&手作りのずわい蟹クリームコロッケまで付いて、まるで大人のお子様ランチのようです。
こちらも食さないのはもったいない!
※アジは時期と産地の仕入れ状況により大きさは違いがあります。ご了承ください。
ちなみにMIXフライにはごまソースと岩塩に、ウスターソースと手作りのタルタルソースも加わります。
いろんな食べ方ができて、なんとも飽きさせないメニューです。
やっぱり気になるカレーライスと輝きメンチカツ
その他、カレーライスやメンチカツ、豚汁のお肉全て「常陸の輝き」使用です☆☆
輝きカレーライスは肉のお味が濃厚なのに、じっくりと煮込まれていてとろけるようです。
大盛りでお願いしたのですが、美味しくてペロッと完食です。
揚げ物はテイクアウトもできるとのことで、この日、メンチカツをお持ち帰り。
自宅で温めて食べましたが、こちらもお肉の歯ごたえと脂の旨味があり!
これはまたお店で揚げたてを食べたい逸品でした。
副菜も手作りの気の配られた定食メニュー
どのメニューも、そのボリューム感とお肉の極厚ぶりに驚くばかりなのですが
これにサラダ、小鉢二品、選べるお味噌汁にドリンク、大盛無料のライスまで付くのですから、太っ腹ぶりに脱帽です。
お昼からこんな贅沢にもたくさん食べれて、お腹も満足間違いなしです。
マスターの努力とサービス精神のお陰で、リーズナブルに!
美味しいものをなるべく安く提供したいと言う、マスターの心意気。
税込でこの値段・・・!
満足いく定食のクオリティに、このお値段を知ると
このご時世で採算がとれるのか?と、勝手に心配になるくらいです。
美味しいものの裏には試行錯誤の日々
こんな至福のとんかつが完成されるまでには、昼飯処三八一同&BAR38シェフの試行錯誤の日々があったことを、忘れてはいけません。
粉やパン粉の配合から、衣のつけ方まで、色々なことを試されたそうです。
そして、肉質の良さ、柔らかさ、触感、香り、旨味、甘み。
全てのバランスを絶妙に仕上げるのは、作り手の鍛錬であるという境地に行き着かれたということでしょう。
その上、お肉の解体から、魚のさばき具合まで調整されるのですから、
少しでもコストを下げてお客様にお腹いっぱい食べてもらいたいという思いが、ヒシヒシと伝わってきます。
シェフの妥協なき調理ぶりと、娘さんの絶妙なホールさばきが、最高のトンカツを至高の作品へと仕上げてくれます☆
シェフの奥様と娘さん、お孫さん
地域の魅力ある食材を食べて、日々の活力に!
昼飯処三八さんの思いは、お店に来た方が
「美味しかったぁ」「お腹いっぱい~」「幸せ~」「午後もがんばろう!」
と、心とお腹も満たされ、日々の活力になることだそうです。
「常陸の輝き」を通して、茨城にはこんな美味しいものがあるということを、知ってもらいたい。
穏やかな笑顔の裏に感じられる、あくなき食への探求心~新メニュー開発にもまだまだ余念がありません。
納得のいく商品ができれば、新メニューとして提供するとのこと。
古河の新しい昼飯処として楽しみで仕方がありませんね。
昼の三八、夜の38。
それぞれご随意に楽しんで頂けたら嬉しいとマスターは語ります☆
あ!夜の38さんでは、どどどんと300gの「常陸の輝き」スペアリブが、出迎えてくれますよ(笑)。
(ライター:福田久美子)
昼飯処三八(ひるめしどころさんぱち)
古河市東本町1丁目5-3
TEL:0280-23-3816
営業時間:午前11時30分~午後2時(LO午後1時30分)
定休日:日曜日
※詳細は毎月インスタグラムにアップ
駐車場:店舗前に2、3台あり
インスタグラム:@hirumeshidokoro38
BAR38
営業時間:
月〜木 午後5時〜翌午前1時LO
金土 午後5時〜フードLO:翌午前2時、ドリンクLO:翌午前3時
定休日:日曜日
インスタグラム:@bar38